2025年度のフィールドワーク
第2回 6月14日(土)[神戸そぞろ歩き 兵庫津の近代化遺産を行く其の二 新川・兵庫運河コース」
令和7年度第2回の町歩きは、近代の兵庫界隈を歩きます。
兵庫津の南郊、出在家の西側は和田神社などの古くからの社と遠矢浜の老松、
そして近世の和田岬の石堡塔を備えた砲台が築造された岬のはずれ、でした。
近代に入って娯楽施設「和楽園」が明治中期に開設された後、吉田新田に鐘ヶ淵紡績が兵庫工場を建設(明治22年)
その後、三菱合資会社が和田岬から遠矢浜にかけての地所を買収し、浮きドックを長崎造船所から回航して神戸造船所を開設(明治38年)、そして東京倉庫が鉄筋コンクリート構造を採用した倉庫建築を建設するなどし、新川運河の延伸にともなう水路の開鑿もあって大工業地帯に変貌します。
今回は、三菱、鐘紡、川崎造船所鉄道工場など、兵庫区西部の近代化遺産を
巡ります。
1 開 催 日 6月14日(土)午前10時
2 集 合 神戸市営地下鉄海岸線和田岬駅改札前
JR神戸駅、神戸高速鉄道(※阪急阪神山陽)高速神戸駅で
神戸市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅に乗換、新長田
行で4分。
3 主な見所 三菱重工業神戸造船所本館(昭和10年代完成の事務所建築)
和田神社
ノエビアスタジアム・
兵庫運河本線(明治32年完成の日本最大規模の都市運河)
デンソーテン本社
(旧川西機械製作所、大正中期完成の事務所建築)
川崎重工業兵庫工場 ほか
4 参 加 費 無料
5 解 散 JR兵庫駅(12時ごろ)